用語集

確定申告

確定申告は会社員には関係ない!?

確定申告という言葉は日本の会社員にとって聞いたことはあるけれども、確定申告をした事がないので分からない。個人事業の友人が居て、「もう2月頃は大変なんだよね。」なんて話を聞いて漠然と面倒くさいものなのかな。と思っている人たちが多いのではないでしょうか。自分は会社員だから関係ない。なんて思っていると良くないですよ。実は今後の日本の会社員にとって確定申告は必ず履修すべき課目になります。なので、ここで少しでも理解を深めておいて欲しいものです。

確定申告とは

まず最初に日本国民の義務として「教育勤労納税」が挙げられます。確定申告はそのうちの納税の義務を果たす為のもので、税金の一つである所得税を納税する手続きという事になります。日本では所得税の納税方法として「申告納税制度」を採用しています。つまり日本国民は自分で収入を計算して納税額を国に報告する必要があるという事を意味しています。納税は日本国民の義務である為、確定申告を怠ると当然ペナルティがあるので、みんなキチンとイヤイヤながらも確定申告をしているという理解で良いと思います。

確定申告の種類について

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。簡単にまとめると青色申告は税務署へ申請をして認められた人達の申告方法で、特に税務署へ申告をしていない人達は青色申告以外という事で白色申告という分類にされます。青色申告や白色申告の詳細は別途解説があるのでそちらを参考にしてください。

会社員に確定申告が必要な時代

個人事業、フリーランスの人達が毎年行っている確定申告ですが、会社員はそんな事必要なかったと思います。しかし、昨今の働き方改革、上がらない給与所得、副業・兼業推進に対して行動を起こせる人達は給与以外の所得を得て当たり前の時代になるはずです。そういった場合は勿論確定申告が必要となる為、学んでおいて損はないという事です。正しい知識を持って正しく納税し節税できる箇所はきちんと節税して豊かな日々を送れる様にしたいものですね。