基本情報

一般口座と特定口座

株式の利益には税金が掛かる

悲しい現実ですが、株式や投資信託などからの利益については税金が掛かります。

日本においては約20%の税金が掛かり、それを支払わなければなりません。

確定申告を行う、または源泉徴収にて支払うの2通りがありそれを選ぶ必要があります。

証券会社で証券口座を作る時に特定口座、源泉徴収有りを選択できます。

すると証券会社で税金を源泉徴収してくれているので、確定申告の必要がなくなります。

一般口座と特定口座

税金の払い方を源泉徴収するなら特定口座の源泉徴収有り、確定申告するなら特定口座の源泉徴収無し、または一般口座という事になりますね。

口座種類年間取引報告書確定申告要否
特定口座源泉徴収有り証券会社作成不要
特定口座源泉徴収無し証券会社作成必要
一般口座自身で作成必要

特定口座の源泉徴収なしと一般口座はどちらも確定申告が必要だけど、何が違うの?

上記の表の通り年間取引報告書を証券会社が作ってくれるか自分で作るかの違いになります。確定申告をする際は年間取引報告書といって一年間(1月~12月)の取引をまとめた書類を作成する必要があります。

年間取引報告書をわざわざ一般口座にして自分で作るなんて何かメリットあるの?

現在ではあまりありません。強いて言うと未公開株の管理が特定口座ではできないので、一般口座での取引が必要となるというところでしょうか。

NISA口座は非課税口座

ここまでは一般口座、特定口座について説明してきました。

もちろんNISA口座の存在を忘れてはいけません。

なんといってもNISA口座は非課税です。

今から初めての証券口座を作るのであればNISA口座ですよね。

NISAがあるから資産運用をするという方も多いと思います。

NISAについては別で説明していますのでそちらをご参考ください。