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資本金
資本金(しほんきん)は、会社や法人が設立時や増資時に出資者から集めた金額で、会社の基本的な資金として使用される資本の額を指します。資本金は会社の所有者である株主や出資者が出資することで形成されます。
資本金は、会社の設立時に最初に出資される初期資本金と、会社の発展や成長に伴って増資される追加資本金の2つの要素で構成されます。初期資本金は、会社の目的や事業計画に応じて設定され、会社の設立時に必要な資金を確保するために株主から出資されます。追加資本金は、会社が新たな資金を必要とする際に増資手続きを行い、追加の資本を調達するために株主や出資者から出資されます。
資本金は、会社の財務基盤や信用力を示す重要な指標の一つです。資本金の額が多ければ多いほど、会社の資金力や経営の安定性が高いと見なされる傾向があります。また、資本金は会社の株式の希薄化を防ぐ役割も果たします。株主が追加出資することで増える資本金は、会社の株式数を増やさずに資本の増加を図るため、株主の保有割合を維持することができます。
資本金は、会社法や金融規制などの法的な要件に基づいて設定されます。また、資本金の額は会社の規模や業種によって異なる場合があります。資本金の額は設立時や増資時に定められ、会社の定款や出資契約書などの文書に明示されます。
なお、資本金は会社の所有者である株主や出資者の出資額を表すものであり、利益や純資産とは異なる概念です。利益は会社の経営成績を反映したものであり、純資産は会社の総資産から総負債を差し引いたものです。
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