用語集

ネット銀行

物理的な支店や窓口を持たず、インターネットを通じて銀行業務を提供する金融機関のことです。主にオンライン上で取引が行えるため、24時間いつでもどこでも銀行サービスを利用できる利便性が特徴です。

ネット銀行の主なサービス:

  1. 口座開設: インターネット上で口座を開設し、必要書類は郵送やオンラインで提出できます。
  2. 振込・送金: ネットを通じて他行や他人への振込、送金が可能です。スマホアプリからも簡単に利用できます。
  3. 残高照会・取引履歴の確認: リアルタイムで口座の残高や取引履歴を確認できます。
  4. ローンやクレジットカードの申請: ネット銀行は融資やローン、クレジットカードの申請手続きもオンラインで行えます。

利点:

  • 手数料が安い: 多くのネット銀行は、振込手数料や口座維持手数料が低い、または無料の場合があります。
  • 利便性: 24時間365日利用可能で、物理的な支店に行かずに手続きが完了します。
  • 取引速度が速い: オンラインでの処理が中心なので、取引が迅速に行われます。

ネット銀行の例:

  • 楽天銀行: 日本で有名なネット銀行で、幅広い金融商品を提供しています。
  • 住信SBIネット銀行: ネット専業銀行として、住宅ローンや投資商品などを提供しています。

デメリット:

  • 対面サポートの不足: 物理的な支店がないため、直接スタッフに相談できる場面が限られます。
  • セキュリティリスク: ネットを介したサービスのため、不正アクセスやフィッシング詐欺などのリスクに対する注意が必要です。

ネット銀行は、手軽さと低コストが魅力ですが、セキュリティ対策をしっかりと行い、信頼できるサービスを利用することが重要です。