Bloomberg

2024年9月5日(木)

今日もBloomberg記事を中学生でも理解できる言葉を使って解説していこうと思います。リセッション(景気後退)に対する投資家の人達の注目はすごいですね。今日はそんな話題です。早速行ってみましょう。

米求人件数、全エコノミスト予想下回る-2021年1月以来の低水準 2024年9月5日 0:30 JST

米国の求人件数は7月に減少し、2021年1月以来の低水準。レイオフは増加し、労働力需要の減速を示す他の兆候と整合する内容となった。

求人減少は労働市場の軟化を示した最近のデータと整合する。こうしたデータをきっかけに、連邦準備制度理事会(FRB)当局者の間で懸念が浮上した。雇用の伸びは鈍化し、失業率は上昇、求職者が職を見つけるのが難しくなっている状況は、リセッション(景気後退)への不安をあおっている。

ここから解説(個人的感想)

米国の求人件数は7月に減少し、2021年1月以来の低水準。レイオフは増加し、労働力需要の減速を示す他の兆候と整合する内容となった。

グラフでもわかると思いますが、黒い線は求人件数を表していて2021年1月だからコロナ禍以来の求人件数が少なくなっています。という事ですね。「レイオフ」ってわかります?再雇用を前提とした業績悪化時の解雇で、企業側が「ちょっと最近業績悪いから人件費を抑えたいんだよねー。君、辞めてくれない?」って言うってことですよね。私自身、日本の会社組織に属しているのでこの感覚を実感する事はないのですが、米国の企業風土っていうものなのでしょうか。色んな人からどんな感じなのか聞いてみたいなーと思っています。ってことで業績が悪いのでレイオフしてるし、従業員の募集もしていない。ってことは景気悪いんじゃない?っていうデータが出てきました。というお話。

グラフ解説(ChatGPTによる解説)

グラフのタイトル

英語: US Job Openings Drop to Lowest Since Early 2021
日本語訳: 米国の求人件数、2021年初頭以来の最低値に下落

サブタイトル

英語: Number of layoffs also rose, indicating weaker demand for workers
日本語訳: 解雇件数も増加し、労働者に対する需要の低下を示唆

軸のラベル
  1. 左軸 (黒線・上段のグラフ)
    英語: Level of job openings
    日本語訳: 求人件数の水準
    範囲: 0M (0万件) – 12M (1200万件)
  2. 右軸 (赤線・下段のグラフ)
    英語: Level of layoffs
    日本語訳: レイオフ件数の水準
    範囲: 1.4M (140万件) – 2M (200万件)
グラフの概要解説

このグラフは、アメリカの労働市場における求人件数(上段、黒線)とレイオフ件数(下段、赤線)を示しています。2021年初頭から2024年6月までの期間をカバーしており、以下の傾向が読み取れます。

  • 求人件数の低下: グラフの上段にある黒い線は、2021年初頭に急上昇した後、2022年をピークに徐々に減少しています。2024年6月時点では約767万件(7.673M)となり、2021年初頭以来の最低水準です。
  • レイオフ件数の増加: 下段の赤い線は、レイオフ件数が2021年以降一定の範囲内で推移していたものの、2024年に入ってから急増しており、6月には約176万件(1.762M)に達しています。

このデータから、アメリカの雇用市場が冷え込み、企業が新規採用を控え始めている一方で、レイオフ(解雇)が増加していることがわかります。労働者に対する需要が弱まっている兆候と考えられます。

データの出典は米国労働統計局(Bureau of Labor Statistics)で、Bloombergが作成したグラフです。

求人減少は労働市場の軟化を示した最近のデータと整合する。こうしたデータをきっかけに、連邦準備制度理事会(FRB)当局者の間で懸念が浮上した。雇用の伸びは鈍化し、失業率は上昇、求職者が職を見つけるのが難しくなっている状況は、リセッション(景気後退)への不安をあおっている。

「軟化」ってわかります?やわらかくなる訳じゃなくて、だんだん弱くなっていく。つまり下落、下降していく。っていう意味で使います。覚えといてね。(私も)という事で労働市場つまり働きたい人達の環境悪くなってるー。ってことですね。じゃあリセッション・つまり景気後退じゃないかー。ってことですね。なのでFRB(アメリカの金融市場で一番すごい機関)のエライ人達はそろそろ金利を下げてお金借りやすくして経済を活発化させないといけないのかなー。って言っている。ってことですね。

まとめとして

株式をはじめとして金融市場に携わる人達はどの価格が上がるか下がるかでのバチバチのバトルを日々繰り広げていて、その波にうまく乗れる人は爆益を得る事ができるのです。(多分ですけど)だから、みんなその情報を得ようと必死で色んなデータを分析するし、パウエルさんの発言に耳を傾けるのですね。私自身は細かいトレードをして差益を稼ぐ事をやった事がないので分かりませんが、きっと周りの人達(トレードやっている友人等)をみると超重要情報なのでしょう。私の様な長期投資おじさんでもやはり日々の経済動向というのは分かっておくというのは必要だと思うので徐々に理解できる様ゆっくりと勉強していきましょう。コツは毎日やる事ですね。(毎日みてね)
※ちなみに今日はじめて画像をChatGPTに渡して解説してもらいましたが内容凄くてびっくりしました。こりゃイイですね。

(出典:Bloomberg

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-04/SJAKB2DWLU6800?srnd=cojp-v2