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2024年9月3日(火)

利下げでも株式相場上昇は失速する可能性-JPモルガンのマテイカ氏 2024年9月2日 17:21 JST

米連邦準備制度が期待されている利下げサイクルを開始したとしても、株式相場の上昇は過去最高値付近で失速する可能性があると、JPモルガン・チェースのストラテジストが指摘した。

今年、株に対して最も弱気な発言をしているミスラフ・マテイカ氏のチームは、いかなる政策緩和も成長鈍化に対応するものであり、「反応的」な利下げになると論じた。9月は歴史的に米国株にとって最悪の月。

マテイカ氏は「まだ難しい時期を脱してはいない」として債券利回りの低下を背景にディフェンシブセクターを選好する姿勢をあらためて示した。「センチメントやポジショニングの指標は魅力的と言うには程遠く、政治的・地政学的な不確実性は高まっている。9月の季節要因は今年もまた厳しい」とリポートで分析した。

ここから解説(個人的意見)

米連邦準備制度が期待されている利下げサイクルを開始したとしても、株式相場の上昇は過去最高値付近で失速する可能性があると、JPモルガン・チェースのストラテジストが指摘した。

米連邦準備制度って言い方を統一して欲しいですよね。FRBですね。つまり米国の日銀ですね。アメリカの金利を決めれる人達の集まりですね。その人達が利下げをはじめても株価はそんなに上がらないんじゃないか。という話をJPモルガン・チェース。っていうでっかい会社(雑)のストラテジストってのはとっても詳しい専門家。って人ですね。簡単に言うとアメリカ利下げしてもそんなに株価上がんないかもよ。って大きな会社のエライ人が言ってるよ。ってことです。

今年、株に対して最も弱気な発言をしているミスラフ・マテイカ氏のチームは、いかなる政策緩和も成長鈍化に対応するものであり、「反応的」な利下げになると論じた。9月は歴史的に米国株にとって最悪の月。

そのストラテジストであるミスラフ・マテイカさん達は要は利下げしているのは経済指標やデータが悪くなってきていて実際景気後退になりそうだから対処療法的にする利下げなので経済にとって良くない。つまり9月は利下げしてもそんなに株価の上がんない良くない月になるよー。っていう意見を言っている。ってこと。

マテイカ氏は「まだ難しい時期を脱してはいない」として債券利回りの低下を背景にディフェンシブセクターを選好する姿勢をあらためて示した。「センチメントやポジショニングの指標は魅力的と言うには程遠く、政治的・地政学的な不確実性は高まっている。9月の季節要因は今年もまた厳しい」とリポートで分析した。

その理由としては、債券利回りの低下を上げています。債権利回りが下がるとこれまでの債権保有のポジションを動かさないといけない為、どうしようかと考えると債権の代替となるとディフェンシブな株価の動きにくい分野を選びたくなるよね。と言っています。なんでかって言うと、センチメント(市場投資家の心理状況)もポジショニングの指標(景気がよくなりそうな指標)もイマイチ。大統領選挙や戦争もやってるし、中国もやばみ。中々、どかんと資金動かせないよねー。ディフェンシブになっちゃうよねー。ウチら。っていう話をしています。(だんだん言葉が適当になっていますね。)

まとめとして

利下げという話で世間は9月は株価アゲアゲ―。って思ってるかもしんないけど、反対意見もあるよ。これじゃ9月は最悪な月になっちゃうよー。っていう逆張りのポジションをとる専門家もいる。ってこと。未来は読めないっていう事を改めて思う記事でした。どんなに専門家でも利下げ後に株価が上がるか下がるかみたいな所でも意見が割れる。っていう所とその意見を掲載するBloombergに素晴らしさを感じた朝でした。今日も頑張っていきましょう!

(出典:Bloomberg

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-02/SJ6CLBT1UM0W00?srnd=cojp-v2