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2024年8月26日(月)

FRB重視のインフレ指標、迫る利下げを裏付けへ-消費支出も堅調か 2024年8月25日 11:55 JST

米連邦準備制度が重視する基調的なインフレ指標で、30日発表される7月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数は、待望の利下げが迫っていることを裏付ける一方、消費に関する指標は、米金融当局が景気拡大を維持することに成功していることを示すとみられる。

エコノミスト予想では、7月の食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数が前月比0.2%上昇と、前月と同じ伸びになると見込まれている。予想通りであれば、コアインフレ率は3カ月年率換算で2.1%まで鈍り、2%目標をわずかに上回る程度となる。

ここから解説(個人的感想)

米連邦準備制度が重視する基調的なインフレ指標で、30日発表される7月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数は、

米連邦準備制度。って言い方もあまり慣れない人だと「?」ってなりそうですね。要は米国版の日銀。ってことです。念のため確認ですが、米連邦制度準備理事会(FRB)なんて言われる時もありますね。で重視する基調的なインフレ指標。とありますが、そもそもこの米連邦準備制度はその目的の一つとして平均的に2%のインフレとなる事を目指しています。なのでじっくりそのインフレに関わる数値をみている。ってことですね。今回は30日に発表される7月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数。ってことになります。米個人消費支出(PCE)コア価格指数っていうのは米連邦準備制度が最も重視している物価指数として知られていますが、その内容としては価格変動が大きい食品とエネルギーを除いた米国の個人消費支出(PCE)の物価指数というのが簡単な説明となります。詳しくは用語集にて解説致します。まぁ、どんな感じにみんなお金使っているのかな?っていう傾向が分かる数値ですね。(ざっくり)

待望の利下げが迫っていることを裏付ける一方、消費に関する指標は、米金融当局が景気拡大を維持することに成功していることを示すとみられる。

待望の利下げ。とは今は金利が高いので下がって欲しいと思っている。ってことですね。消費に関する数値は問題なさそうな感じ。って事かな。

エコノミスト予想では、7月の食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数が前月比0.2%上昇と、前月と同じ伸びになると見込まれている。予想通りであれば、コアインフレ率は3カ月年率換算で2.1%まで鈍り、2%目標をわずかに上回る程度となる。

エコノミストってのは経済に詳しい人達。みたいな感じでOKです。記者や専門家という周りでやんや言っている人達ですね。7月の指数では0.2%上昇で3ヶ月年率換算で2%くらい。ってことはその前がかなりインフレ凄くて、抑えて抑えて2%くらいになった。今のところいい数字なのかも。って話ですね。

まとめとして

もう、世間は利下げムード一色。ってことですね。記者や専門家も30日発表の数値なども利下げにする事を裏付けているのでみんな利下げだよー。長い長い高金利も転換期がくるよー。って言っている状況ですね。こうやってパウエルさんの発言やFRBの重視する数値を一緒に周りの人達も研究する事で景気って作られるんですね。景気っていうのは雰囲気。って聞いたことがあります。市場や世間の人達の気持ちが大きく反映されるんですね。常に俯瞰した感じで見ている事が重要だなって改めて思います。株は上がるのだろうかー。円は高くなるのだろうかー。要注目ってことですね。