【欧州市況】株上昇、関心はジャクソンホール会合に集中-国債下落 2024年8月23日 2:53 JST
22日の欧州株は上昇。米ジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を翌日に控え、市場で利下げに対する楽観が広がった。
ストックス欧州600指数は0.3%高。小売り関連銘柄が上昇した。ドイツ銀は4%高。同行が抱える大規模な法的問題で和解が進展しており、四半期利益にプラス効果が期待されている。
ここから解説(個人的見解)
22日の欧州株は上昇。米ジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を翌日に控え、市場で利下げに対する楽観が広がった。
ここ数日、米ジャクソンホール会合について書いてきましたが、知らない人にとってはナニソレ?って話ですよね。しかも講演内容も情報小出しにされていて、利下げ発表するよー。多分。みたいな感じで様子をみながら周りの反応を伺っている感じです。記事を読む人は前提として今回のパウエルさんの講演で利下げが発表される事は知ってるのは当然として明日やっと利下げが発表されるねー。だから少し先行して欧州の株が上昇したよ。っていうさも当然な話としてスッと書かれています。こういった所が初心者にはしんどい所。わたしもそうです。頑張ってついて行かないといかんですね。
ストックス欧州600指数は0.3%高。小売り関連銘柄が上昇した。ドイツ銀は4%高。同行が抱える大規模な法的問題で和解が進展しており、四半期利益にプラス効果が期待されている。
ストックス欧州600指数とはドイツの取引所の子会社であるSTOXXという企業が算出する指数。S&P500のS&Pみたいなものですね。ヨーロッパ先進国の上場企業600社によって構成される株価指数で流動性の高い(つまり比較的頻繁に売買される。というか我々でも購入できる様な企業株)銘柄の株価を基に算出される。という指数が上がってます。という話。
ドイツ銀行の大規模法的問題。っていうのはおそらく中国の不動産に対する清算の申し立てに関する事と思います。(未確認)だけど、ドイツと中国って結構よろしくやってんだよねー。とは個人的に思っています。きっとどちらもしたたかなので、日本企業とは違って上手くどちらもビジネスするんでしょ。って思っています。(他人事)
まとめとして
パウエルさんが講演する前日にはもう待ちきれなくて欧州の株まで上がってるよー。世界的に米国の利下げ発表に伴う株価上昇くるの!?みたいな話と雰囲気ですかね。どの程度になるかは分かりませんがニュースを待ちましょう。