Bloomberg

2024年8月22日(木)

【米国市況】株反発、9月利下げ観測強まる-ドル一時144円台半ば 2024年8月22日 5:48 JST

21日の米株式相場は反発。公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨と年次改定に伴う米雇用者数の大幅下方修正を受け、9月利下げ観測が強まったことが相場の押し上げ材料となった。

ここから解説

21日の米株式相場は反発。

アメリカの株式相場が反発。って上がったの?下がったの?って書かないですよね。みんな昨日まで下がっていたの知っているでしょ。っていう書き方。上記の表にある通りS&P500、ダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数全てが上がっています。

公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨と年次改定に伴う米雇用者数の大幅下方修正を受け、9月利下げ観測が強まったことが相場の押し上げ材料となった。

FOMCの議事要旨が公開された。って何の話?ってなりますよね。通常アメリカの金融政策を決定する会合(FOMC)が行われた際の議事録ってすぐには公表されなくて、実施の3週間後に公表されるっていうのが決まっているみたいなんです。今回は7/31~31に実施された先月分の議事録が公開された。って言う事です。会議の直後、その決定した内容や結果はパウエルさんが「まぁ、こんな感じでしたー。」みたいな説明しかしないのでその発言をみんなとても注目してるんですね。

で、その公開された議事録(ここでは議事要旨)に利下げしてもいいよねー。って7月言ってた人が多かった。というのが分かった。というのがポイントです。

やっとその次、米雇用者数の大幅下方修正っていうのは仕事辞める人がたくさんいる。っていう統計情報。

この二つが合わさるとどうなるか。「利下げする+景気悪そう=たぶん結構利下げする」→めっちゃ株上がるんじゃね?!?という算式で相場の押しあげの材料となった。って言う事みたいですねー。

まとめとして

いつも思いますが、簡単なセンテンス一つとっても前提の理解が無いと追いつかないスタイル。早く自分もスッとBloombergの内容が頭に入る人間になりたいです!