2024年9月21日 11:50 JST
投機的な取引に対する志向をますます強めているように見えるウォール街トレーダーにとって、米金融当局による0.5ポイントの利下げは、そうした取引姿勢の正しさを証明するものとなった。
ただ、緩和措置に動いた米金融当局が経済見通しを支える中、市場を動かすもう一つの変数であるバリュエーションが、市場の祝賀ムードがどこまで続くかを判断する上でより大きな課題に浮上している。
今週は、中央銀行の動きが強気派に有利な形で決着した。米国株は過去最高値を更新し、商品相場は再び急伸。米債券市場のボラティリティーは低下した。ナスダック100指数の2週間の上昇率は昨年11月以来最高だった。米金融当局がインフレ抑制に向けた2年間の闘いを終わらせるのに時間をかけ過ぎたのではとの懸念が市場で払拭された。
ここから解説(個人的感想)
今回のFOMCでの利下げ0.5%という決定の結果、ギャンブル的なポジションを取っていた人達にとっては大きな利益を得る時だった。というお話。
良いか、悪いかではなく。そういう結果になった。ってことですね。この手のゼロサムゲーム的な話には両方の立場の人がいるので、カジノで勝った人と負けた人がいて、勝った人の話はこうでした。というだけの事だと個人的には思っています。
インデックス・高配当投資という側面においてはこの米国の金融市場が活況である事で自分の資産評価額がこのくらい動くだろうなという感覚を覚えていっていければいいかなと思っています。特に日本円でのインデックスの場合は価格+為替も含まれると思うので思ったより大きい、小さいがあると思います。この辺りを肌感覚でニュースと共に感じながら冷静に過ごせる大人になりたいと思います。
(出典:Bloomberg)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-21/SK4Q5WT1UM0W00?srnd=cojp-v2