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米消費者インフレ期待ほぼ横ばい、返済遅延見通し悪化-NY連銀

更新日時 2024年9月10日 1:26 JST

米消費者のインフレ期待はここ数カ月、短長期ともに安定しているが、債務返済を巡り不安が高まっている。

ニューヨーク連銀が9日に発表した調査結果によると、米消費者の1年先のインフレ期待は8月に3%と、前月の2.97%からわずかに上昇。5年先のインフレ期待は前月とほぼ同じ2.8%だった。一方、返済遅延見通しは3カ月連続で上昇し、2020年4月以来の高水準となった。

ここから解説(個人的感想)

「米消費者のインフレ期待」これがアカン。日本語大丈夫?ってなる。「米消費者の期待インフレ率」じゃないの?絶対、英語をそのままDeepLとかで訳しただけのお仕事だよね。って思います。なんか常態化していていおそらく「インフレ期待」で通じる様になっているのかもしれないですね。一般的な日本人感覚だと何言ってるかわかんない。

グラフの解説は以下です。

グラフのタイトル

英語: US Consumer Stress Growing
日本語訳: アメリカ消費者のストレスが増加中

サブタイトル

英語: Chance of missing a minimum debt payment over the next three months
日本語訳: 今後3カ月間で最低限の債務返済を逃す可能性

グラフの内容と解説

このグラフは、アメリカの消費者が今後3カ月以内に最低限の債務返済を逃す確率(Mean probability)を示しています。期間は2013年から2024年までで、消費者の経済的ストレスの傾向を可視化しています。

グラフによると、特に2020年(コロナ禍)に急激な上昇が見られ、その後は減少傾向にありましたが、2023年から2024年にかけて再び上昇しています。最新のデータでは、この確率は約**14%**に達しており、消費者が債務返済に困難を感じていることを示唆しています。

解説ポイント:
  • 経済的不安定性: このグラフは、経済的な不確実性やインフレの影響、金利上昇など、消費者が直面する経済的なプレッシャーを反映しています。
  • COVID-19の影響: 2020年に見られる急激な上昇は、新型コロナウイルスのパンデミックによる経済的混乱が主な原因です。
  • 最近の上昇: 2024年の上昇は、インフレや金利の上昇、生活費の増加が影響している可能性が高いです。

このデータは、**ニューヨーク連邦準備銀行(Federal Reserve Bank of New York)**による消費者期待調査に基づいています。

まとめとして

要は米消費者が苦しんでて、不景気っぽい雰囲気出てきているよね。ってことだと思います。私はこのタイトルの「米消費者インフレ期待」が何を言っているのか分からなくてこの記事を選定しました。要は指標である期待インフレ率の誤訳なのかな?という結論ではあります。

(出典:Bloomberg

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-09/SJJWD0T0AFB400?srnd=cojp-v2