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活気づく米国株にはバブルのリスク、債券・金に買い-ハートネット氏

2024年9月21日 3:42 JST

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、マイケル・ハートネット氏によると、米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げを受けて活気づく株式市場にはバブルのリスクがあり、リセッション(景気後退)やインフレ再加速といった場合に備え、債券や金が魅力的なヘッジ手段になっている。

ハートネット氏によれば、株式市場は現在、FOMCによる追加利下げを織り込み、S&P500種株価指数に採用されている企業の増益率は来年末までに約18%を想定する。

同氏はリポートで、リスク資産にとっては好環境であり、投資家は株価上昇を追い求めざるを得ないと述べた上で、「バブルのリスク」が戻りつつあるとの警戒感を示し、債券と金の押し目買いを推奨した。

ここから解説(個人的感想)

今日は、バンクオブアメリカのマイケルさんからのお話ですよ。

FOMCで政策金利を利下げする事が決まって、こりゃあ株が上がるぜよ。ってみんな思っているよね。もちろんそうだよ。きっとS&P500の企業の増益率は18%くらいあってもおかしくない。(増益率なのか。)

でもね。上昇の面と反対の面もしっかりと見なきゃだめだよ。そうつまり、再度リセッション(景気後退)やインフレの再加速。こんなリスクを見込んで債権や金を買うんだ。きっと株の好調を受けて価格が下がるからそこが買い時(押し目買い)となるよ。

じゃあね、よい投資ライフを  (マイケルより)

という話ですね。手紙風に書き直してみました。何にせよ常に反対の立場や状況を見ながら冷静にポジションを取るべきなんですね。