2024年10月7日 17:54 JST
東京地下鉄(東京メトロ)は、新規株式公開(IPO)に伴う売り出し価格の仮条件を1100-1200円に決めた。先月、東京証券取引所から上場承認を受けた際に示した想定価格の1100円を下限とし、これを上回る価格帯としたことで、投資家からの一定の需要の強さが示された形だ。
東京メトロが7日午後、関東財務局に訂正有価証券届け出書を提出した。仮条件については事業内容や経営成績、事業内容の類似性の高い上場企業との比較、価格算定能力が高いと推定される機関投資家の意見、現在の株式市場の状況などを総合的に勘案して決めたと説明した。
ここから解説(個人的感想)
話題になっているIPO。IPOとは企業が初めて株式を公開市場で一般に販売することを指します。これにより、企業は資金を調達し、株式が証券取引所で取引可能になるっていう事を言います。
IPO自体は資金調達ができるメリットと、経営の透明性を求められるデメリットを含むものですが、基本的には企業にとっては成長のステップとしてポジティブに捉えられる事が多いんじゃないでしょうか。
さて、この大型IPOと言われる東京メトロのIPOですが、日本市場にいるイチ資産運用をしている個人投資家?としてはどうするか?について言及しようと思います。
楽天証券を使っているのでそちらから見てみると市場公開日は2024年10月23日でブックビルディングが10月8日10時~となっています。つまり、きょうから始まる。っていう事ですね。ブックビルディングはあらかじめ企業側から提示された価格帯(今回だと1,100円から1,200円)で購入したい価格と数量を申し込む事です。企業側は市場の評価をこれで測る事ができますよね。その後抽選で購入に到るという訳です。
最初は価格が上がるー。みたいな話がありますが、まぁその辺は新台解放に群がるパチンカスみたいな感じで捉えています。東京メトロが良いとか悪いとかいうつもりはないですが、個人的には私の様な吹けば飛ぶようなゴミカス個人投資家はこういった動きを見ながら勉強に限ります。(買えないから負け惜しみを言っている可能性もありますが。)
ただ、ひとつのイベントとして購入する方も、見ているかたも楽しんで価格の動きやみんなの感想などをウォッチするのも一興ではないでしょうかね。
(出典:Bloomberg)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-10-07/SKTFCPT1UM0W00?srnd=cojp-v2