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厳しい9月乗り切った米国株、10月も上昇へ-選挙や景気巡る懸念でも

2024年9月29日 23:26 JST

米株式市場は、1年で最も厳しいと言われる時期を乗り切った。接戦となっている米大統領選や連邦公開市場委員会(FOMC)の政策転換、米経済のリセッション(景気後退)懸念をよそに、投資家は10月も相場が上昇を続けるとみている。

S&P500種株価指数は週間ベースで前週まで3週続伸し、7-9月(第3四半期)はこれまで5.1%高となっている。ブルームバーグがまとめたデータによれば、このままいけば1-9月期の上昇率は1997年以来最大となる。また同指数の時価総額は初めて50兆ドル(約7110兆円)を超えた。そして興味深いことに、これら全てが9月という、歴史的に見て株式市場にとって最悪の月に起きた。

この上昇の大半は、これまで長期にわたり多くの成長をもたらしてきた大手ハイテク企業の恩恵を受けることなくもたらされた。実際のところ、ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は第3四半期に1.7%高にとどまる一方、S&P500種の均等加重バージョンであるS&P500イコールウエート指数は9%近く上げている。これはつまり、FOMCが利下げによりソフトランディングを達成するという期待感に後押しされる形で、相場の上昇が幅広いものになっていることを意味する。

ここから解説(個人的感想)

まずはグラフについてChatGPTに聞いた結果を見てみます。

グラフのタイトル

英語: S&P 500 Heads for Best Start to a Year Since 1997
日本語訳: S&P 500が1997年以来最高の年初来パフォーマンスを記録へ

グラフの内容

このグラフは、S&P 500指数の年初から3四半期(9月末まで)のパフォーマンス変動率を1996年から2024年にかけて表示しています。棒グラフの縦軸はパーセンテージの変動率を示しており、プラスの年は黒の棒で、マイナスの年は下向きの黒い棒で表されています。特に1997年と2024年は青い棒でハイライトされており、それらの年が特に好調であることを強調しています。

  • 1997年2024年は、年初から9月末までのパフォーマンスが約20%前後の上昇を示しています。
  • 一方、その他の年は上昇幅が小さいか、2008年や2018年のようにマイナスの年も見られます。
解説

このグラフは、2024年のS&P 500指数が1997年以来の最良の年初来パフォーマンスを記録していることを示しています。特に、1997年と比較しても2024年が同様に強い成長を見せていることが強調されています。

  • ポジティブな年初来パフォーマンス: 1997年や2024年のような年は、株式市場にとって非常に好調な年を意味し、特に投資家や市場全体が強気であることが示唆されます。これは、企業の収益改善や経済成長、政策のサポートなどが原因として挙げられます。
  • リスク年: 例えば2008年や2018年など、マイナスの年はリーマンショックや市場の不安定さが影響しています。これらの年には、経済の混乱や不安が市場に反映されています。

全体的に、2024年は1997年以降で最も強いスタートを切っており、今後の市場動向にも大きな注目が集まる年と言えます。

出典:Bloomberg

米国株の今後を予想する上でポジティブなデータが出ていますよ。という話ですね。第3四半期(1月~9月)までを終えてのS&P500の株価指数はとても上昇している。めっちゃ利上げして労働統計も悪くてリセッションじゃないのとか大統領選挙とかあって普通じゃもっと色々あってもよさそうな感じなのにまとめてみるとめっちゃ上がっている。しかもハイテク株に引っ張られたかと言えば必ずしもそうとは言えずに、FOMCなんかの利下げによる相場上昇の期待感を含むものとなっているみたいで、もしかしたら個人的にはバブルっちゃっている可能性まであると思っています。

本当に個人的な話ですが、実際私はコロナ後からS&P500に積立投資をはじめているので大きな暴落というか下げを感じずにこれまできています。簡単に言うと、めっちゃ下げを感じておきたい。というのが本音です。みんなが米国アカンわー。って言うのを早く聞きたくてうずうずしています。(米国がキライな訳ではありません。)