2024年10月14日 23:25 JST
半導体大手エヌビディアの株価が再び上昇気流に乗っている。製品の出荷遅延や長期的な成長見通しに対する投資家の懸念が和らいだことが背景にある。
このところの株価上昇は、ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が次世代人工知能(AI)半導体「ブラックウェル」について、「フル生産中」であり、需要は「常軌を逸している」と語ったことがきっかけ。ブラックウェルは技術的な問題で出荷がリリースが遅れ、それが株価を圧迫していた。同社の経営陣と会談したモルガン・スタンレーのアナリストは先週のリポートで、ブラックウェルの注文は「12カ月先まで予約済み」であり、「事業が引き続き堅調であることを示すあらゆる兆候がある」と指摘した。
資産運用会社マーティン・カリー・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ゼリド・オスマニ氏は「生産遅延が及ぼす影響が懸念されていたため、最近の情報は安心材料だ」と述べた。
このグラフは、**NVIDIA(エヌビディア)**の株価の推移を示しており、2023年10月から2024年10月までの期間をカバーしています。縦軸は株価(米ドル)、横軸は時間を表しています。
グラフの日本語訳:
- タイトル:「記録に近づく」
- 横軸(時間):2023年10月から2024年10月までの期間
- 縦軸(株価):米ドルで表示
- サークルで強調されているポイント:2024年6月の最高値付近(約140ドル)
- 緑の水平線:最高値の140ドルに接近していることを示唆
解説:
NVIDIAの株価は、2023年後半から2024年にかけて急上昇し、特に2024年6月にピークに達しています。その後、一時的に下落がありましたが、再び回復し、2024年10月には再び過去の最高値付近に到達しようとしています。これにより、NVIDIAの株価は再び記録的な水準に近づいていることが示されています。
NVIDIAの株価の上昇は、半導体市場の需要拡大やAI関連技術への期待が大きな要因であると考えられます。
ここから解説(個人的感想)
9月の第3半期の決算でのエヌビディアは「市場の予想よりも良い結果であった」にも関わらず下げていましたよね。
みんな要因を探らずにエヌビディアが下がったー。もうオワコンやー。何が一生一緒にじゃー。って騒いでいた訳ですよね。
なのでどちらかというと上がってしまった株価にビビッて手放していた。ってことですよね。いつか爆発する爆弾を持っていて早く手放さなきゃみたいな心理?センチメントみたいな言葉でよく表されますが。
こういった再現性の無い資産運用よりはきっともっとずっと半導体を愛していて、業界の事を調べていて、自分なりのある程度の納得の下にエヌビディア株を保有している人達との差なのではないかなと思います。
これはどの銘柄にも言える事でしょうね。でもすべてに精通する事は難しいとは思います。ただ、セクター、業界なんかの動向、トレンドはある程度抑えておくべきですよね。Bloombergの記事での勉強はこういった所にも生きてくるのでおススメです。
読みにくい記事の解説は毎日更新しているので、お時間ある際は読みにきてくださいませ。
(出典:Bloomberg)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-10-14/SLCHIVDWLU6800?srnd=cojp-v2